今年も中野書店をどうぞよろしくお願い致します☆彡
新年最初のスタッフオススメです!
年中事物考 矢部善三 重版函付 少傷ミ有 昭8 素人社書屋 3,990円この書籍は日本のいろいろな年中行事が紹介されています。
お正月の「賀正の儀」には「互いに相往来し、新年の祝賀を交換する、
正に随一の美風ともいうべき儀礼である」とあり、
「賀正」の文字は日本書紀にでてくるのが初めだといわれているそうです。
他にも「七福神」や「初夢」などが続き、春夏秋冬の行事が読みやすく書かれています。
知ってはいるけど、起源や意味など詳しくは知らない年中行事の知識は
読んでいてとても面白いです。
特にお気に入りは、クリスマスについての記載です。「耶蘇降誕祭」と記され、
「アチラのシャレた祭りが日本に輸入されたのだから堪らない」とあります(・∀・)
年中行事辞典 西角井正慶編 重版 カバー函付 昭48 東京堂 2,625円こちらは絵や写真もあり、より詳細にじっくり載っています。
「年中行事」は「常の仕事を休んで、何らか特殊な生活様式、それは古典的な様式を
繰りかえして或る安定感を得る、いわば生活のアクセントなのであります。」とあり、
行事は日本人の生活だけでなく、精神にも深く根付いていることがわかります。
日本の祭礼 本山桂川 初版 カバー函付 昭17 八弘書店 1,575円祭礼についての一冊。
私はお祭りといえば浅草の三社祭りなのですが、全国には「火祭」や「海神祭」
「水かけ祭」などがあり、読むだけでなく実際見に行ってみたいお祭りが載っています。

祭 永田久光 初版 函付 昭32 創元社 1,050円写真の多い一冊。なまはげも天狗も盛り上がっています!